海外ノマド要注意!入国時に健康保険が必須の国は?今すぐ加入できる保険を紹介


入国時に海外旅行保険への加入が必要な国はどこですか?もし保険加入していなかったらどうなるのでしょうか?
海外旅行保険への加入は原則任意とされているものの、一部の国によっては入国時および滞在時に健康保険への加入が義務付けられているのでご注意ください。
- エストニア
- リトアニア
- ラトビア
- チェコ
- ブルガリア
- ハンガリー
- ポーランド
- エクアドル
- キューバ
- イラン

上記の国に渡航する際、入国時審査時に保険加入の証明書の提示を求められることがあります。
もし保険加入の証明書を提示できなかった場合、入国時に割高な保険の購入を求められたり、最悪の場合は入国拒否される可能性もあるのでお気を付けください。
本ページでは、海外旅行保険の加入が必須の国と保険条件を解説し、オンラインで簡単加入できるおすすめの海外旅行保険を紹介します。
海外旅行保険の加入が必要な国と保険内容の条件
以下の国々では、滞在中の海外旅行保険への加入が必須です。渡航前に海外旅行保険への加入および保険内容を確認しておきましょう。
- エストニア
:滞在期間中をカバーする海外旅行保険の加入が必要
(保証金額の条件の提示なし) - リトアニア
:滞在期間中をカバーする海外旅行保険の加入が必要
(保証金額の条件の提示なし) - ラトビア
:滞在期間をカバーおよび医療保険3万ユーロ以上の海外旅行保険への加入が必要 - チェコ
:滞在期間をカバーおよび医療保険3万ユーロ以上の海外旅行保険への加入が必要 - ブルガリア
:滞在期間をカバーおよびEU圏内で有効な医療補償3万ユーロ以上の海外旅行保険への加入が必要 - ハンガリー
:滞在期間をカバーおよびEU圏内で有効な医療補償3万ユーロ以上の海外旅行保険への加入が必要 - ポーランド
:滞在期間をカバーおよびEU圏内で有効な医療補償3万ユーロ以上の海外旅行保険への加入が必要 - イラン
:滞在期間中をカバーする海外旅行保険の加入が必要
(入国時に証明書の提示を求められる) - エクアドル
:滞在期間中をカバーする海外旅行保険の加入が必要
(保証金額の条件の提示なし) - キューバ
:滞在期間中をカバーする“米国系保険会社以外の”海外旅行保険の加入が必要
(保証金額の条件の提示なし)
滞在中に海外旅行保険の証明書の携帯は必須?【罰金あり】
海外旅行保険の加入が義務付けられている国では、入国時以外でも保険証明書の提示を求められることがあります。
チェコの場合、パスポート以外に旅行者は必ず海外旅行保険に加入することが義務だから、警察から海外旅行保険証の提示を求められて、未加入だった場合は罰金。あと宿泊施設以外の知人宅などに民泊する場合は3日以内(だったかな?)に外国人警察に届け出しないと罰金。(←これ知らない人多い) https://t.co/pdC65NUh0U
— アッキー akkie🇨🇿 (@akkie4747) July 27, 2023
チェコに滞在中に警察からパスポート(身分証明)等の提示を求められた場合、法律により提示する義務があり、合せて 旅行傷害保険等への加入証の提示を求められることがあると…これに反した場合には罰金を科されること有り。(在チェコ共和国日本国 大使館ホームページより)なんじゃそれ
— ヴィズマーラ恵子🇮🇹 (@vismoglie) May 27, 2016
実際、在チェコ共和国日本大使館のホームページを見てみると、以下のように明記されていました。


特にチェコは厳しいようですね。チェコ以外の国でも、海外旅行保険が義務付けられている国では、もしもの時のために証明書を携帯しておくことをおすすめします。
「証明書の携帯って面倒くさ過ぎ…」と思う方は、オンラインで簡単に加入できて、スマホアプリで証明書を表示できる海外旅行保険がおすすめです。
僕はSafety Wing(セーフティウィング)という海外旅行保険を利用しています。スマホアプリで保険申込/確認できるため、必要に応じて即加入、スマホと一緒に証明書を携帯することができます。
※5日間のヨーロッパ旅行で保険料金10.05ドルでした!
海外旅行保険はクレジットカード付帯保険でも大丈夫?
クレジットカード付帯の保険でも、各国が定める最低保険カバー金額を満たしていればOKです。
ただし、出国前にクレジットカード会社から英語で記載された保険証券を発行してもらう必要があります。
※クレジットカードを提示するだけでは認められません。
また、クレジットカード付帯保険で入国する場合、各国が定める最低補償金額以上の保険が付帯されていることが条件になります。つまり、傷害治療補償の上限額が3万ユーロ以上のクレジットカードが必要です。
※3万ユーロ=480万円(1ユーロ=160円の場合)
一般的なクレジットカード付帯保険の傷害治療補償をチェックしてみましょう。
- 楽天カード:200万円
- 楽天ゴールドカード」200万円
- 楽天プレミアムカード:300万円
- エポスカード:200万円
- エポスゴールドカード:300万円
- リクルートカード:100万円
- 三井住友カード (一般):50万円
- 三井住友カード (ゴールド):100万円
- 三井住友カード (プラチナ):300万円
上記のとおり、ほとんどのクレジットカードは傷害治療費は200~300万円までしか補償されません!

クレジットカード付帯保険は死亡・後遺傷害保険に対して2,000万円を超える補償を提供していますが病気や怪我の傷害治療費は200~300万円までしか補償されないカードがほとんどです。
ラトビア、チェコ、ブルガリア、ハンガリー、ポーランドは滞在期間中、3万ユーロ以上(480万円以上)の医療保険が必要になるため、一般的なクレジットカードでは海外旅行保険の条件を満たすことができません。
つまり、入院、治療費、緊急輸送費用などの補償額が3万ユーロ以上(480万円以上)の海外旅行保険に加入する必要があります。
今すぐオンラインで加入できるおすすめの海外旅行保険は?
オンラインで簡単見積もり&加入できる保険があると便利ですよね。保険加入が義務付けられている国へのフライト前、もしくは入国前にサクッと保険加入できれば、入国時のトラブルを回避できます。
ここでは、滞在日数に合わせて保険期間をカスタムでき、オンラインで即加入可能な海外旅行保険を3つ紹介します。
- Safety Wing
→ 月額56.28ドル、医療補償25万ドル - Heymondo
→ 月額113.05ドル、医療補償500万ドル - World Nomads
→ 月額220.43ドル、医療補償500万ドル
それぞれの保険内容・予算に合わせてご検討ください。
①:Safety Wing

Safety Wing(セーフティウィング)は、サンフランシスコに本社がある保険会社が提供する海外旅行保険です。

Safety Wingはオンラインから簡単にお見積り&入会でき、最もコスパ良く充実した補償内容が整った超便利な海外旅行保険です。
保険料は加入年齢と保険期間によって異なります。以下をご参照ください。
加入年齢 | 保険期間:5日間 | 保険期間:10日間 | 保険期間:14日間 | 保険期間:28日間 |
---|---|---|---|---|
10~39歳 | 10.05ドル | 20.10ドル | 30.15ドル | 58.29ドル |
40~49歳 | 16.50ドル | 33.00ドル | 49.50ドル | 95.70ドル |
50~59歳 | 25.90ドル | 51.59ドル | 77.70ドル | 150.22ドル |
60~69歳 | 35.15ドル | 60.69ドル | 105.45ドル | 203.87ドル |
※表には渡航先に米国を含まない場合の保険料を掲載しています。
より詳しい情報は、SafetyWing(セーフティウィング)とは?保険/補償内容・評判を解説のページを参考にしてくてみださい。
②:Heymondo

Heymondo(ヘイモンド)は、保険期間を1日からカスタムでき、医療保険500万ドルなどの充実した補償が付いている海外旅行保険です。ただし、Safety Wingに比べると保険料は割高になります。

Heymondoは、アメリカやカナダなどの高額医療費に対応できる補償内容を提供しています。北米へ旅行する際におすすめの海外旅行保険です。
Heymondoには短期旅行用の保険プラン「Travel Insurance」があります。
この保険プランでは旅行日程を1日からカスタムできます。さらに、補償内容が異なる3つの保険タイプ(Top/Premium/Medical)を選ぶことができます。各プランの保険料は以下のとおり。
保険タイプ | 保険期間:5日間 | 保険期間:10日間 | 保険期間:14日間 | 保険期間:28日間 |
---|---|---|---|---|
Top | 20.53ドル | 57.77ドル | 75.58ドル | 113.05ドル |
Premium | 24.15ドル | 64.97ドル | 92.54ドル | 135.65ドル |
Medical | 18.76ドル | 52.81ドル | 69.08ドル | 103.33ドル |
※表には渡航先に米国を含まない場合の保険料を掲載しています。
より詳しい情報は、Heymondo(ヘイモンド)とは?保険内容・口コミを調査!のページを参考にしてみてください。
③:World Nomads

World Nomads(ワールドノマド)は、全世界で充実した補償を提供する海外旅行保険です。保険料金は他のサービスよりも高めですが、海外旅行で起こりえるほぼすべてのトラブルをカバーしています。

World Nomadsの補償額は高額です。そのため、アメリカやカナダなどの北米へ旅行する際におすすめの海外旅行保険です。
World Nomadsnには、医療補償最大500万ドルのStandard Planと、補償額無制限のExplorer Planの2種類があります。保険料は以下のとおり。
保険期間:5日間 | 保険期間:10日間 | 保険期間:2週間 | 保険期間:1ヶ月 | |
---|---|---|---|---|
Standard Plan | 42.56ドル | 101.64ドル | 153.10ドル | 209.94ドル |
Explore Plan | 48.92ドル | 119.43ドル | 174.69ドル | 229.58ドル |
※表には渡航先に米国を含まない場合の保険料を掲載しています。
より詳しい情報は、World Nomads(ワールドノマド)の保険料金・補償内容を解説!のページを参考にしてみてください。
まとめ:海外旅行・海外滞在時は保険加入を忘れずに!
以下の国に入国・滞在する際は、海外旅行保険への加入が必要です。また、滞在中は常に保険加入の証明書を携帯しておきましょう。
- エストニア
- リトアニア
- ラトビア
- チェコ
- ブルガリア
- ハンガリー
- ポーランド
- エクアドル
- キューバ
- イラン
上記の国以外へ渡航する場合、原則、海外旅行保険は任意であるものの、万が一の時に備えて保険加入しておくことをおすすめします。
クレジットカード付帯保険があるから大丈夫!と思っている人は、所有するクレジットカードの保険内容をご確認ください。入院費、治療費に関する補償が以外と低いです。

クレジットカード付帯保険は死亡時の補償が高額なものの、入金費や治療費の補償額は100~300万円がほとんど。もし海外で骨折&入院した場合、クレカ付帯保険ではカバーできない可能性があります。
特に、海外に長期滞在している海外ノマドの方は、クレジットカード付帯保険とは別で海外旅行保険に加入しておくことをおすすめします。
もしくは、飛行機を利用して国を跨ぐ場合だけでも、海外旅行保険に加入しておくことで飛行機遅延・キャンセルやロストバゲージの補償を受けることができます。
Safety Wingならアプリで簡単保険加入できるし、保険期間も5日から調整可能。たとえば、5日のみの保険加入する場合の保険料は10.05ドルです(米国除く)。
