スペイン・バルセロナに長期滞在を考えている方へ、僕が実際に1ヶ月暮らしてみたおすすめのAirbnb物件をご紹介します。
バルセロナ滞在中のお部屋。個室×7、トイレ×3、シャワー×2が同じフラットにあるシェアハウス。最小宿泊日数が32日なので他ゲストは全員数ヶ月の長期滞在者。ホステルみたいな和気藹々とした感じはなく、そもそも他の宿泊者ともほぼ会わない。立地はめちゃ良くて月額約13万円(宿泊税&電気代込)。どう? pic.twitter.com/C6SvYEkKXL
— Taka@海外生活4年目 (@tabinomad2021) May 16, 2025
ちなみに、バルセロナ市は2028年以降、Airbnbなど観光客向けの短期賃貸を全面禁止することが決まっています。Airbnbが使えなくなれば、長期旅行者でも選択肢は高額なホテル中心に。実際、月額30万円以上かかる宿泊費になる可能性もあります。
さらに、2025年10月以降は宿泊税が1泊最大€15(約2,500円)へと引き上げられるため、滞在コストは今後さらに上がっていく見込みです。
これらの状況を踏まえると、月額13万円でバルセロナに滞在できるって奇跡です。
本ページでは、奇跡的に見つけたAirbnb物のリアルな滞在レビュー(メリット・デメリット)をシェアしていきます。
バルセロナで長期滞在、Airbnbがおすすめな理由
まず初めに、コスパ良くバルセロナに長期滞在するなら、ホテル探しはAirbnb一択です。ただし、バルセロナのAirbnb物件は、宿泊者専用の個室+共有キッチン+共有トイレ/シャワーが一般的です。
※トイレ/シャワーを他の宿泊者と共有するのは嫌だ…と言う人は、このページの情報は参考にならないと思うのでお引き取りください
そして、バルセロナのAirbnbは「31日 or 32日以上」の長期滞在のみ予約可となっている物件が多いです。
そのため、Airbnb物件を探す際は宿泊日数を31日もしくは32日以上に設定して検索してください。これにより、検索結果の物件数が増え、さらに大幅な長期割が適用されます。
スペイン,バルセロナのairbnbは最低宿泊日数31日からの物件が多いので、長期割を狙って検索する時は4週間ではなく31日がおすすめ。海外ノマド生活4年目だけど、Xで流れる旅系情報で、コレ以上の有益情報ないと思う😌
←:4週間の検索結果
→:31日の検索結果 pic.twitter.com/qvKfekwAG8— Taka@海外生活4年目 (@tabinomad2021) March 31, 2025
また2025年6月現在、Airbnb物件検索時に表示される料金は税金を含む全ての料金が表示される仕組みに変更されているため、チェックイン後に追加の宿泊税を請求されることはありません。
たとえば、某有名予約サイト(Book⚪︎⚪︎.com)では、チェックイン後に現地で「別途宿泊税」を請求されるケースも報告されており、中には割増しされた金額を現金で支払わされるトラブルも。
なお、バルセロナの宿泊税は、頻繁に制度変更(値上げ)を繰り返しており、2025年10月以降は、1泊あたり最大€15(約2500円)の宿泊税が課税されます。
» バルセロナ観光は宿泊税に注意!2025年10月から1泊最大15ユーロ【最新情報】
こうした背景を考慮すると、予約時にすべての費用が表示される“隠れコストなし”のAirbnbは安心感がありますよね。
バルセロナのAirbnb(ホテル)、1ヶ月滞在レビュー

今回私が1ヶ月滞在したAirbnbは、こちらのページで確認することができます。
まずは、この宿の主な特徴を見てみましょう。
今回紹介するAirbnbの特徴
- シャワー・トイレは共用(シェアハウスタイプ)
- キッチンは必要最低限の設備が揃った共用タイプ
- 個室は鍵付き・窓あり・冷蔵庫付きで安心
- 居住者の多くは数ヶ月単位で滞在している長期滞在者
- ゲスト同士の交流はほとんどなく、静かな環境
- 建物内には防犯カメラが設置されておりセキュリティ面も◎
- 周辺にはスーパーや日用品店があり、買い物に困らない便利な立地
- バルセロナ市内の主要スポットへも徒歩圏内
それでは、実際の写真を見てみましょう。
個室(冷蔵庫、窓あり)


写真のとおり、部屋にはシングルベッドと机、収納ラック、そして小型の冷蔵庫が備え付けられていて、1人で過ごすには十分な広さです。また、窓があるのは嬉しいポイントです。
ちなみに、僕が滞在していたときは、掛け布団が1枚と小型の扇風機が用意されていました。
5〜6月頃であればそれほど問題はありませんでしたが、冬にこの布団1枚ではかなり寒いと思いますし、夏はエアコンがないため、室内がかなり暑くなる可能性があります。
そのため、この部屋は春や秋といった過ごしやすい季節におすすめです。
共有キッチン

続いて、共有キッチンを見てみましょう。
写真では少しわかりにくいかもしれませんが、3口タイプのIHコンロが設置されています。
そのほかにも、オーブンと電子レンジも完備されています。
ただし、電子レンジの横に置いてある大きめのまな板はやや使用をためらう感じ。僕はマイまな板と包丁を持ち歩いているので特に問題はありませんでしたが、衛生面はやや気になります。
また、キッチンスペースには各部屋ごとに専用のキャビネットが割り当てられており、その中には専用のフライパン・鍋・お皿・カトラリー・ゴミ箱などが用意されています。

全体的に見て、キッチン用品は非常にシンプルで最低限のもののみ。また、キッチンスペースに共用の冷蔵庫はなく、食材の保管は各自の部屋にある冷蔵庫を利用します。
さらに、ゴミも各自で管理するルールとなっており、共有のゴミ箱は設置されていません。スポンジもそれぞれの部屋に用意されていて、使用後に私物がキッチンに置きっぱなしになっていることは基本的にありません。
共有シャワー・トイレ
続いて、シャワー・トイレを見てみましょう。
このアパートには、「トイレ&シャワー一体型」の共有バスルームが2部屋、そして「トイレのみ」の部屋が1つあります。
そのため、他のゲストがバスルームを使用中でも、トイレがまったく使えないという状況はほとんどありません。



ただし、「トイレのみ」の部屋には手洗い場がないため、手を洗うときはシャワールームかキッチンを使う必要があります。
また、この宿ではシャンプーやトイレットペーパーなどの消耗品は各自で用意・管理するスタイル。毎回自分で持っていくのは最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば特に不便はありません。
むしろ、私物を共有スペースに置かないルールが、このAirbnbの秩序を保っているように感じます。
ちなみに、週に2回ほど管理人のご夫婦が来て、キッチンやトイレの清掃をしてくれていました。他のゲストの使い方にも左右されますが、よほどのことがなければ清潔さは許容範囲内だと思います。
※ただし、ホテルのような清潔感を求めちゃダメです。
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ちなみに、あなたが7,500円分のAirbnbクーポンを利用することで、僕に1,500円分のクーポンが付与されます🙇
バルセロナのおすすめAirbnb(ホテル)の宿泊料金
今回滞在したAirbnb宿泊費の領収書です↓

32泊滞在で、合計135,588円のお支払いでした。
※Airbnbでは、1ヶ月以上の長期滞在になると、宿泊費は1ヶ月ごとに分割して請求される仕組みのため、2回に分けてお支払いしています。
今回利用した物件は、最低宿泊日数が32日からだったため、やや中途半端な日数になっていますが、実質的な月額料金は約13万円(電気代・宿泊税込)。この価格でバルセロナ中心部に滞在できるのは、正直かなりお得です。
立地や宿泊費を考慮すると、このairbnb以上の条件はないと思います。またバルセロナに訪れる際は、またこのAirbnbを利用します。
» バルセロナの地下鉄(メトロ)乗り方・切符種類・購入方法を解説
まとめ:バルセロナ長期滞在はAirbnbがおすすめ!
バルセロナに長期滞在する場合、Airbnbを利用することで宿泊費用をグンっと抑えることができます。
ただし、AirbnbでバルセロナのAirbnbを検索する場合、宿泊日数を31日もしくは32日以上に設定して検索をかけてください。長期割が適用されたAirbnbホテルを見つけることができます。
バルセロナでAirbnbを利用するメリット
- 長期滞在割適用でコスパ良い
- 表示料金に宿泊税が含まれるため、隠れコストなし
※チェックイン後に宿泊税を別途請求される心配なし
ちなみに、バルセロナを訪れるなら、3月〜5月がベストシーズンだと思います。この時期は気温もちょうどよく、暑すぎず寒すぎず、街歩きにぴったりの気候です。
さらに、ヨーロッパのバカンスシーズン(6~8月)からは少し外れているため、観光地も比較的落ち着いていて快適に過ごせます。
ただし、バルセロナ滞在中はスリに要注意!
いくら気をつけていても、混雑した地下鉄や観光地では「気づいたら盗られていた」ということも十分にあり得ます。
通常、クレジットカード付帯保険で旅行中の盗難補償が適応されますが、補償限度額は意外と低めです。死亡補償は手厚いのに、医療補償が不十分なカードも多いのでご注意ください。
僕はヨーロッパ滞在中、盗難やロストバゲージ、飛行機の遅延・キャンセルなどのトラブルに対応した海外旅行保険「SafetyWing」に加入しています。
明日からのイタリア・スペイン滞在に備え、SafetyWingに加入。特にバルセロナには1ヶ月以上滞在予定なのでパソコン等の高額電子機器の補償を追加した。
✅4週間の保険料:66.28ドル
これには医療保険はもちろん、クレカ保険対象外のロスバケや飛行機遅延補償付き。
ただし、使わないことを願う! pic.twitter.com/HrRSFNc1HR
— Taka@海外生活4年目 (@tabinomad2021) April 25, 2025
「クレジットカードに付帯しているから大丈夫」と思っている方も、一度ご自身の補償内容を確認してみてください。
\もしもの時のための海外旅行保険/

クレカ付帯保険があるから安心♪と思っている方は要注意!
バルセロナは世界で最もスリが多い都市です。カメラやiPhoneは特に盗まれやすく、クレカ付帯保険だけではカバーできないケースも。その他、万が一の怪我や通院に備えて、適切な保険を選んでください!
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