アルバニア

ティラナ(アルバニア)のATMでキャッシングする方法【ATM手数料あり】

ティラナ(アルバニア)のATMでキャッシングする方法【ATM手数料あり】
ティラナ旅行者
ティラナ旅行者
ティラナのATMで現地通貨(レク)をキャッシングすると手数料がかかりますか?手数料が安い銀行ATMがあれば教えて欲しいです。

アルバニアの通貨はレク(Lek)。アルバニアでレクを調達する場合、現地の両替所(銀行)で両替する、もしくは銀行ATMでキャッシングするかのどちらかの方法になると思います。

手数料を安く抑えたいなら、クレジットカード(もしくはデビットカード)で銀行ATMからキャッシングするのがおすすめです。

  • アルバニアのお金(札)を紹介
  • CREDINS BANKのATMでキャッシングする方法
  • 現地ATMオーナー手数料は無料でも、海外ATM手数料と為替手数料がかかる

ちなみに、2023年以前は「CREDINS BANK」のみ、ATMオーナー手数料無料でキャッシングできましたが、2024年現在は600レクの手数料がかかるのでご注意ください。

現在最も手数料が安いATMは、「optbank」の525レクでした(2024年1月情報)。

本ページでは『CREDINS BANK』でキャッシングする方法をスクショ付きで解説します。
※本記事は2023年に作成しているため、当時手数料無料だったCRESINS BANKでキャッシングする方法を解説しています。ご了承くださいませ。

アルバニアの通貨(Lek)について

アルバニアは現金社会です。

カフェやレストランでも現金払いで、クレジットカード払い不可のお店もあるのでご注意ください。市内バス、市外バス、空港バスも現金払いのみです。
※チェーン店スーパー(SPAR,CONADA)はクレジットカード払いOK

アルバニア短期滞在の予定の人も現金は必要になると思います。5000レクくらいは持っておきましょう。

実際に使用するアルバニアの通貨(Lek)を紹介するので、キャッシング前にチェックしてみましょう。

アルバニアの紙幣

アルバニアの紙幣は5種類あります。

ただし、旧紙幣と新紙幣が混ざっているため、上の写真とは異なる紙幣を受取ることもあるので要注意(使用上は全く問題ありません)。

なお、カフェなどで数100Lekのお会計時に5,000Lek札を出すと嫌な顔をされたり、断られる?こともあるので要注意
※「他の店で崩してきてくれ」とお願いされることもあるそうです。

もし5,000Lek札を持っている場合は、SPARやConadaなどのチェーン店スーパーで崩しておくことをおすすめします。

ティラナ(アルバニア)のATMキャッシングは『CREDINS BANK』がおすすめ※2023年以前情報

※下記は2023年以前の情報です。
※2024年以降はATMオーナー手数料600レクが発生するのでご注意ください。

ティラナ(アルバニア)にはいくつか銀行があり、街のいたるところに銀行ATMが設置されているため、クレジットカードがあれば現金調達に困ることはないでしょう。

ただし、適当な銀行ATMでキャッシングすると高額な現地ATMオーナー手数料が発生するのでご注意ください。

まぁまぁ高額な手数料ですよね

700Lekあれば、Sofia Cafeの「カプチーノ×クロワッサン」が3回も食べれます。

ティラナのカフェは、ティラナ(アルバニア)のおすすめノマドカフェ10選※Wifiパスワードありのページで紹介していますのでチェックしてみてください。

さて、もし手数料を取られたくない!という場合は『CREDINS BANK』のATMを探してみてください。

ちなみに『CREDINS BANK』は5,000Lek以上をキャッシングすると、5000lek×〇枚というように、5,000Lek札しか出してくれません。。

手数料無料は嬉しいけど、ちょっと使い勝手が悪い。。

とはいえ、『CREDINS BANK』はティラナ中心部(スカンデルベグ広場周辺)にいくつもATMを設置しているので簡単に見つけることができます。

CREDINS BANKの場所をGoogleマップでチェック!

Googleマップで『CREDINS BANK』を検索すると、スカンデルベグ広場周辺だけでも8つのATMが確認できます。

おそらく、初めてティラナを訪れる場合は、空港バスの発着場所のすぐ近くにある店舗(上の写真の実線丸の店舗)が利用しやすいかもしれません。

≫ Googleマップを開いて場所を確認する

【補足】空港にCREDINS BANKのATMはない…

残念ながら、ティラナ空港には『CREDINS BANK』のATMはありません。。

とはいえ、空港からティラナ市内へ向かうバスは現金払いのみ(400Lek)。もしユーロやドルを持っている場合は、市内行きのバス代程度でも両替することをおすすめします。

『CREDINS BANK』のATMでキャッシングする方法

『CREDINS BANK』のATMを探しましょう。

はじめに、クレジットカード(デビットカード)をカード挿入口に差し込みます。

続いて、PINコードを入力しましょう。
※写真には写っていませんが、画面の下にダイヤルボタンがあります。

続いて、言語を選択します。日本語はないので「English(英語)」を選択しましょう。画面横の丸いボタンを押してください。
※ATM機器によっては画面を直接タップするものもあります。

続いて、「WITHDRAWL」を選択します。

続いて、キャッシングする金額(Lek)を選択します。今回は15000Lekをキャッシングしました。

すると、カード挿入口の下から現金が出てきます。

カードを忘れずに抜き取り、現金はすぐにお財布にしまってくださいね!!

以上でキャッシング成功です。

海外ATMキャッシングで発生する手数料は3種類

海外の銀行ATMでクレジットカード(デビットカード)でキャッシングする際、以下の3つの手数料が発生しています。

海外ATMキャッシング手数料

  • 現地ATMオーナー手数料
  • 海外キャッシング手数料
  • 為替手数料

本ページで紹介している『CREDINS BANK』でキャッシングする場合、手数料が無料になるのは現地ATMオーナー手数料だけ。

各カード会社が定める海外キャッシング手数料と、VISAやMastercarが設定している基準レート(リアルレートに手数料を上乗せしたレート)による為替手数料は負担しなければいけません。

①:現地ATMオーナー手数料

現地ATMオーナー手数料とは、現地(海外)の銀行ATMを利用する際に請求される“引き出し手数料”です。

アルバニアで現地ATMオーナー手数料が無料なのは『CREDINS BANK』だけ。その他の銀行ATMでキャッシングする場合、各銀行が定める手数料が請求されます。
※2024年現在では600レクの現地ATMオーナー手数料がかかります。

なお、国によってはDCC手数料という“謎の手数料”を取られるATMがあります。例えばトルコにはキャッシング額の10%を超える手数料が発生するATMがあるのでご注意ください。

≫ トルコのATMキャッシング手数料はやばい【知らないと損】
※トルコでキャッシングする時はHSBCがおすすめ!

②:海外ATM手数料

海外ATM手数料とは、ご利用中のクレジットカード(デビットカード)の発行会社が定める海外でキャッシング利用した時の手数料です。

さらに、クレジットカードでキャッシングする場合の支払い方法はリボ払いになるため、リボ払い手数料(利息)が発生することにも注意しましょう。

大手クレジットカード会社の海外ATM手数料は以下のとおりです。

カード会社 海外ATM手数料 リボ払い手数料(利息)
楽天カード 220円 18.0%
三井住友カード 110円(1万円以下)
220円(1万円超え)
エポスカード
セゾンカード
イオンカード 7.8%~18.0%
ACマスターカード 無料 18.0%

※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。

現地ATMオーナー手数料が無料の『CREDINS BANK』でキャッシングした場合も110~220円の海外ATM手数料が発生するのでご注意ください。

③:為替手数料

海外ATMでキャッシングする際、為替手数料がかかっているのをご存知ですか?実は、実際の為替レート(リアルレート)よりも“悪いレート”で両替が行われています。

例えば、現在の為替レートをチャックする時、Googleで「レク 円」と検索すると以下のように現在の為替レートを知ることができます。

ただし、同時刻にキャッシングを行っても、上記のレートは適応されず「基準レート」と呼ばれる国際ブランドが定めるレートによって両替が行われます。
※実際よりも悪いレートが適応されるため、事実上の為替手数料となります。

基準レート例

たとえば、Visaの基準レートをチェックしてみると、以下のレートが表示されます。

Googleで検索したリアルレートとVisaの基準レートは同じタイミングでも以下の違いが発生していることがわります。

  • リアルレート:1Lek = 1.360円
  • 基準レート :1Lek = 1.398円

例えば、10,000Lekをキャッシングする場合、日本円にして380円の為替手数料の為替手数料が発生します。

つまり、『CREDINS BANK』でキャッシングしても、海外ATM手数料+為替手数料(10,000Lekをキャッシングする場合は約600円の手数料)が発生しています。

現地ATMオーナー手数料無料でも、キャッシングする度に500円程度 or 以上の手数料がかかるのでご注意ください。

まとめ:ティラナ(アルバニア)には手数料無料でキャッシングできるATMあり

ティラナ(アルバニア)の銀行ATMでキャッシングする場合は『CREDINS BANK』を探してください。現地ATMオーナー手数料(約1,000円)を節約することができます。
※2024年現在では600レクの現地ATMオーナー手数料が発生します。

ただし、現地ATMオーナー手数料は無料とはいえ、海外ATM手数料と為替手数料が発生しています。

海外ATMキャッシング手数料

  • 現地ATMオーナー手数料
  • 海外キャッシング手数料
  • 為替手数料
少額ずつ何度もキャッシングすると損だよ。キャッシングする度に数百円の手数料がかかっていることに気付いてください!

手数料無料と聞いて、何度もキャッシングしている人は要注意。知らないうちに損してるかもしれません。

ちなみに、海外キャッシングで手数料をできる限り抑えたい場合は、Wiseデビットカードがおすすめです。

 Wiseをおすすめする理由

  • 海外口座への送金手数料が安い、簡単、速い
  • マルチカレンシー口座で外貨預金&両替がアプリでできる
  • Wiseデビットカードは月2回、3万円まで海外ATM出金の手数料が無料
    ※2023年1月3日以降は、月2回という制限がなくなり、月3万円まで手数料無料で出金できるようになります

ただし、Wiseで海外キャッシングする場合はWiseデビットカードを発行する必要があります。

Wiseデビットカードの発行(発送~自宅に届くまで)には約2週間かかるので、渡航スケジュールに合わせて計画的に発行申請しましょう。

詳しくは、Wise(ワイズ)デビットカードの発行方法【スクショ付きで解説】のページをご参照ください。