オンライン英会話を1年続けても話せない・上達しない人の特徴とは?


オンライン英会話を1年続けても英語は話せるようにならないって本当ですか?
個人差があるので何とも言えませんが、オンライン英会話を1年続けているのに全く英語が話せるようにならない人は、オンライン英会話の使い方を間違っている可能性があります。

毎日1レッスン受講していれば1年後には英語が話せるようになる”と思っていました。それだけでは全然ダメ。レッスン以外の自主学習や復習が対必要です。
ちなみに、1日1レッスンを毎日続けるって、結構大変なこと。普通の人なら1ヶ月も続きません。
でも、残念なことに、オンライン英会話で1日1レッスンを365日続けたとしても、英語は話せるようになりません。
本ページでは「オンライン英会話を使っても英語が話せるようにならない人の特徴」について詳しく解説しますので、参考にしてみてください。
オンライン英会話を1年続けても話せない・上達しない人の共通点
✔︎ オンライン英会話は効果ない…
✔︎ オンライン英会話は時間とお金の無駄…
などの口コミや体験談を見かけたことはありませんか?
もしくは、現在オンライン英会話を利用していて、同じように感じている人もいるかもしれません。

オンライン英会話を受講しているのに英語が話せるようにならない・上達しない・効果を感じない場合、利用者側に原因があると思います!
もし、自分が英語話せる様にならない・上達しない・効果が出ない状況を「オンライン英会話というサービスにそもそも原因があるのでは?」と考えている人は、以下の5つに心当たりがないか考えてみてください。
- 中学英語の文法を理解していない
- そもそもレッスン受講回数が少ない
- ボキャブラリーを増やそうとしていない
- 受け身の姿勢でレッスンを受講している
- オンライン英会話のレッスンを受けて満足している
オンライン英会話は英語を話すことを目的とするなら、効率的かつコスパが良い最適な方法です。
ただし、使い方を間違う・勘違いしていると、1年続けても効果を感じることはないかもしれません。
では、1つずつ見てみましょう。
①:中学英語の文法を理解していない
まず大前提として、オンライン英会話は英会話初心者には難しい学習方法だと思います。
オンライン英会話を1年続けているのに英語が話せるようにならない…という一番の原因は、基礎的な文法を理解できていないこと。
たとえば、Be動詞と一般動詞、過去形や現在完了形の使い分けが理解できていないままオンライン英会話を受講しても、先生が何を言っているのか理解できないという状況が続くだけで、例え1年続けたとしても上達を感じないはずです。
中学英語の文法例を表示まとめているのでご確認ください。
- 主語+動詞(S+V):He walks.
- 現在形と過去形:’eat’ と ‘ate’
- 現在進行形:She is swimming.
- 過去進行形:She was sleeping.
- 未来形:’will’ + 動詞。例:She will go.
- 一般動詞とbe動詞:’be’動詞の使用と一般動詞の使い分け
- 不定詞:’to’ + 動詞の基本形。例:to work
- 動名詞:Walking is fun.
- 助動詞:’can’, ‘must’, ‘should’ など。例:You should study.
- 疑問文:’Do’, ‘Does’, ‘Did’ を使用した Yes/No 質問と Wh- 質問
- 否定文:’not’ を使用した文の否定。例:I do not like.
- 比較級と最上級:bigger, the biggest
- 前置詞:in, on, at
- 関係代名詞:who, which, that を使用した関係節
- 不規則動詞:go, went, gone
- 数えられる名詞と数えられない名詞:many と much の使用
- 代名詞:I, me, my
- 現在完了形:have/has + 過去分詞。例:I have seen.

上記の文法が完璧に理解できていなくても、なんとなく知っている程度であれば、オンライン英会話のレッスン時に復習できるし、教材を使ったレッスンは問題なくこなせるはずです。
とはいえ、上記の英文法を完璧にマスターしていたとしても、英会話として実際に話せるかどうかは別問題。
この場合はフリートークでアウトプットの訓練をして英会話に慣れる必要があります。
②:そもそもレッスン受講回数が少ない
週に2~3レッスン受講しているだけで満足していませんか?
たとえば、赤ちゃんが週2~3回だけお母さんから話しかけられるだけで言葉が話せるようになるでしょうか?第二言語習得も同じだと思います。

僕はネイティブキャンプで毎日3レッスンほど受講していますが、これでも全然足りないと思っています。それでも、オンライン英会話を1年以上続けることで、外国人と英語でコミュニケーション取ることができるようになりました。
オンライン英会話
— Taka@海外生活4年目 (@tabinomad2021) February 7, 2025
• レッスン回数:1139回
• レッスン時間:461時間
話す量を積極的に増やそうとしたら、That's whayとI wannaを多用して幼稚な英会話になってる…ってレッスン中に気付いて焦ってる様子。会話中の英文の自然な繋げ方を学ばないと伸びそうにない pic.twitter.com/PFut0ythMI
ぶっちゃけ、ネイティブキャンプでオン英会話を1年続けてもまだまだこのレベルです。
圧倒的に、英語を話す時間=レッスン時間が足りないと思っています。
③:ボキャブラリーを増やそうとしていない
ボキャブラリーが増えなければ、英会話スキルは上達しません。そして、ボキャブラリーは意識的に増やさないと身に付くこともありません。
例えば、先生が行ったことが聞き取れなかった場合、「もう一度言ってください」という表現をどのように伝えていますか?
- Sorry?
- Please again?
- Could you say that again?
[chat face=”アイコン男性01.jpg” name=”” align=”left” border=”none” bg=”blue” style=””]実際の会話では”Sorry?”だけで十分通じますが、僕はボキャブラリーを増やしたいため、“Sorry, I couldn’t catch you”という表現を意識的に使うようにしています。[/chat]

実際の会話では”Sorry?”だけで十分通じますが、僕はボキャブラリーを増やしたいため、“Sorry, I couldn’t catch you”という表現を意識的に使うようにしています。
例えば、こんな感じ↓
何度も使っているうちに、自然と話せるようになりました。
上記の他にも、いくつか例を挙げてみましょう。
- How are you?
→ How’s it going?
→ How have you been? - I’m fine
→ I’m feeling good
→ I’m doing well - Nice to see you again
→ I’m happy to see you again
→ ‘m glad to see you again - Do you have any movie recommendations?
→ What’s a good movie you’ve seen recently?
→ I’m looking for a movie to watch. Any suggestions? - How can I say…
→ What should I say…
→ I don’t know what to say…
英語も日本語と同じように、同じ意味でも異なるフレーズで表現することができます。
上記のようなボキャブラリーを意識的に増やすことで、英会話が楽しくなり、オンライン英会話を通して“英語が話せるようになる感覚”を感じるようになるはずです。
④:受け身の姿勢でレッスンを受講している
✔︎ 講師から挨拶するのを待っている
✔︎ 講師が質問してくれるのを待っている
という感じで、常に待ちの姿勢になっていませんか?
たとえば、レッスンが始まった時、講師が話しだす前に、自分から話しかけていますか?または、自分から積極的に講師に質問できていますか?

先生の質問に「Yes/No」で答えるだけ、もしくは質問に対して単語で答えるだけ、になっていませんか?
そもそも、英会話っは”会話”なので、自分から積極的に会話しなければ、レッスンが成り立ちません。講師が話しているのをただ聞いているだけでは、英会話スキルは上達しません。
とはいえ、英会話初心者にとって、英語で会話するのは簡単なことではありません。レッスンが苦痛に感じることもありますよね。
でも、その苦痛の時間を楽しい時間に変えることができない限り、オンライン英会話を続けても英語は話せるようにならないし、上達もしないでしょう。
オンライン英会話を続けるコツを以下のページにまとめていますので参考にしてみてください。

⑤:オンライン英会話のレッスンを受けて満足している
たとえば、1日1レッスンを受講するだけで満足していませんか?
オンライン英会話を始めた目的を思い出してください。「英語を話せるようになりたい」「TOEICで○○点取りたい」などの目的があったはずです。

オンライン英会話は目的達成のための手段。レッスンを受けることが目的ではなく、レッスンを通して英会話スキルを上達させることが目的だったはずです!
とはいえ、気持ちはわかります。
忙しい毎日の中で、1日1レッスン受講するだけでも大変なこと。ましてや、毎日1日1レッスンを受講できるのは“マジですごい”ことです。
ただ、「努力しているのに結果が付いてこない」「英語を話せるようになっている実感が持てない」という場合、レッスンを受けることが目的となっている可能性があります。
オンライン英会話で1日1レッスン受講するだけでは、1年続けたとしても英語は話せるようになりません。英語を話せるようになるためには、復習が必要になります。
オンライン英会話を上手に活用する方法【復習が大事】
オンライン英会話を1年続けたとして、英語を話せるようにはなりません。
ただし、レッスンを受講すること(外国人講師と1対1で向き合うこと)に慣れてしまうため、“なんとなく英語が上達した気になってしまいがち…”に。

オンライン英会話のレッスン中は英語話せているような感覚でも、レッスン中の録音を聞き返してみると、“自分が想像していた10分の1も話せてない…”ってことは珍しくありません。
オンライン英会話を上手に使って、英語を話せるようになるためには、客観的に自分の英語レベルと向き合う必要があります。
- レッスン後にレッスン中の音声を聞く
- レッスン中に言えなかったことを英文化する
- 英文化した文章をシャドーイングする
毎回のレッスン後に上記の復習をすることで、間違いなく英語は上達します。
もし、オンライン英会話を1年以上続けているのに英語が話せる様にならない・上達しない・効果を感じないと思っている人は、騙されたと思って以下の復習を実践してみてください。
①:レッスン後にレッスン中の音声を聞く
僕が使っているネイティブキャンプには、レッスン中の会話を自動で録音して残してくれる機能があるため、レッスン後に録音を聞き直すことができます。
ネイティブキャンプのマイページを開き、メニューの「学習」→「レッスン履歴」→「レッスン音声」を選択します。

すると、以下のように過去のレッスン履歴が表示されます。音声を再生したいレッスンの「詳細をみる」をクリックしましょう。

レッスン中に選択した教材とチャットログ、そして以下のように音声再生ボタンが表示されます。

「▶」の再生ボタンをクリックするとお、レッスン中の音声が再生され、何度も聞き直すことができます。

ネイティブキャンプの音声再生機能では、再生速度をコントロールできるため、聞き取れなかった部分の再生速度を落として何度も聞き返すことがきます。
音声再生機能を使えば、フリートーク中に講師が話したフレーズなどを何度も聞き返すことができるため、学習効率を高めることができます。
※映画や英語音声の聞き流しよりも、自分に話しかけてくれる生の声を何度も聞き返す方が圧倒的にリスニング力が向上します。
②:レッスン中に言えなかったことを英文化する
オンライン英会話のレッスン中に、「これって英語でどう言えばいいんだろう」って思った瞬間ありますよね。
レッスン中の音声を聞き直して、レッスン中に言えなかったことをGoogle翻訳やChatGPTなどを使って英文化しましょう。
自分が言いたくても英語にできなかった表現は、今後何度も使う言葉になります。

自分が話せない英語を具体的に形にすることで、自然と英語表現の幅が広がります。このプロセスを繰り返せば、英会話スキルは間違いなく上達します!
また、レッスン中に講師が話す英語フレーズをメモに取ることで、英語表現の幅は広がるし、リスニング力向上も期待できます。
自分が言えない・知らない英語フレーズをリストにまとめて、何度も読み返しましょう。そしてレッスンでアウトプットすることでオンライン英会話の効果を必ず実感できるはずです。
③:英文化した文章をシャドーイングする
シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら、同時もしくは少し遅れて聞こえてくる音声をそのまま繰り返す(スピーキングする)練習方法です。
実際にシャドーイングする際は、Google翻訳を使うと便利です。Google翻訳には、入力した文章を音声で読み上げてくれる機能が付いています。
レッスン中の会話を文章化してGoogle翻訳に入力し、下にある「🔊」マークをクリックすると音声が再生されます。

実際にGoogleが読み上げてくれた音声がこちらです↓
※「▶」を押すと音声が再生されます
めっちゃ聞き取りやすい音声で読み上げてくれてますよね!
この音声を使って何度もシャドーイングすることで、フリートーク中に聞き取れなかった講師の話や、言いたくても言えなかったことを復習することができます。

ネイティブキャンプの録音機能とGoogle翻訳を使って、フリーレッスン後に復習を行うことで、言えなかった英文が言えるようになり、英会話スキルは確実に上達します!
上記を繰り返すことで、オンライン英会話のフリートークが楽しくなるし、レッスンを繰り返すたびに、話せるようになってる感覚を実感できるようになります。
オンライン英会話を選ぶ時のポイント
大前提として、〇〇のオンライン英会話を使ったら英語が話せるようになるというようなことはありません。
ただし、自分のライフスタイルに合ったオンライン英会話を選ぶことは重要です。
具体的に、以下のポイントに注目してオンライン英会話を選べば、失敗することはないでしょう。
- 24時間いつでもレッスンを受講できる
- 1日に複数回レッスンを受講できる
- 在籍する講師数が多い
- 負担にならない月額料金
- 無料体験の内容が充実している
たとえば、主要5社のオンライン英会話サービスにおいて、上記5つのポイントを比較してみると、以下のようになります。
※表は2024年1月時点の情報です
より詳しい内容は、以下のページで詳しくレビューしていますので、参考にしてみてください。

実は、僕が初めて利用したオンライン英会話はDMM英会話でした。
でも、ネイティブキャンプとDMM英会話を使い比べてみた結果、「レッスン回数無制限」「予約なしでレッスンを始められる」ことにメリットを感じてネイティブキャンプに乗り換えました。
とはいえ、どこのオンライン英会話が自分に合っているのかは、人それぞれです。気になるオンライン英会話があれば、まずは無料体験を利用してみることをおすすめします。
※無料体験のみの利用であれば料金は一切発生ません
まとめ:オンライン英会話は1年続けても話せない・上達しない!
オンライン英会話は、ただレッスンを受けるだけでは期待しているような効果を得ることはないでしょう。つまり、英語は話せるようになりません。
オンライン英会話を1年以上続けているのに、英語が話せる様にならない、上達しない、または期待した効果を実感できない場合、オンライン英会話の使い方を見直す必要があるでしょう。
- 中学英語の文法を理解していない
- そもそもレッスン受講回数が少ない
- ボキャブラリーを増やそうとしていない
- 受け身の姿勢でレッスンを受講している
- オンライン英会話のレッスンを受けて満足している
オンライン英会話は、英語を話すことを目的とするなら、効率的かつコストパフォーマンスに優れた学習方法です。
ただし、1日1レッスンだけ受講して満足してはダメ。できるだけ多くのレッスンを受講して、積極的に英語を話す(アウトプットする)機会を作りましょう。
そのためには、レッスン回数無制限のネイティブキャンプがおすすめです。

上のページでは、ネイティブキャンプを利用している僕が感じたメリット・デメリットを実際の体験談ベースで紹介します。