トルコの現地通貨はトルコリラ(TL)。トルコリラを調達する場合、現地で両替する、もしくは現地ATMでキャッシングするかのどちらかの方法になると思います。
おすすめの方法は、お手持ちのクレジットカード、もしくはデビットカードを使って現地ATMで直接現金を引き出す方法(両替所の手数料は高いので)。
ただし、トルコのATMではカード会社が定める海外ATMキャッシング手数料とは別に、謎のATM手数料が発生するので要注意!
※ATMオーナー手数料というものもあるらしい…
- トルコのATMでキャッシングすると謎の手数料が取られる
- ATMによってはキャッシング額の10%超の手数料が取られるケースがあるので要注意
- ATM手数料を安く(ゼロ)に押さえたいなら「HSBC」のATMがおすすめ
でも、イスタンブール空港から市内までの空港シャトルバス「havais」はクレジットカード/デビットカードで支払い可能。さらに、イスタンブールは小さな個人商店でもカード決済できるため、とりいそぎ“現金が必要になることはない”と思います。
本ページでは「トルコATMで発生する謎のATM手数料」と「HSBCで現金(トルコリラ)を引き出す方法」をスクショ付きで解説します。
※先に「HSBC」の使い方を確認したい人はこちらをクリックすると記事の解説部分にジャンプします。
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トルコのATMでキャッシングするらなHSBCがおすすめ
「手数料が高くてもすぐに現金(トルコリラ)が欲しい!!」という人は近くのATMをご利用ください。ただし、トルコのATMは謎の手数料が発生するので要注意。
例えば、2,200TL(≒17,600円)のキャッシング手数料で2,000円取られるケースもあるようです。。
※1TL=8円と仮定して計算
【トルコのATM事情】
「ATM手数料」以外に「ATMオーナー手数料」と「DCC取引手数料」などが銀行やATMの設置場所によって違います。イスタンブール空港はATMたくさんありますがどれもで手数料高い&リラが全然入っていなかったです、、。結局2000円くらい手数料はらって最大引き出し額2200リラでした— やなぎ|世界試住中🇹🇷Istanbul (@yngpkpk) May 22, 2022
ツイートのような高額キャッシング手数料を回避するためには、ATM選びが重要になります。結論、「HSBC」のATMでキャッシングしましょう。
トルコのATMでキャッシングすると、カード会社が定める海外ATMキャッシング手数料とは別に、謎のATM手数料が発生します。
トルコ特有??のATM手数料は、DCC取引によって発生する手数料で、各銀行によって異なります。
DCC取引とは?
DCC取引とは、キャッシングした日の為替レートをもとに、自国通貨(日本円)で即時決済できるサービスです。ただし、銀行によってかなり悪いレートが設定されており、されにDCC手数料まで請求される決済システムです。
DCC取引については以下のサイトで詳しく解説されていますので、気になる方はチェックしてみてください。
≫【2022年最新】トルコのATM使い方完全攻略 キャッシング/手数料/DCC
ちなみにDCC取引するかどうかは利用者が選択できるはずですが、トルコにはDCC取引しかできないATMも存在します。
※もはやぼったくりじゃん??って思うんですけど…
ただし、DCC取引しない良心的なATMがトルコには“1つだけ“存在します。それが「HSBC」です。
実際にどれくらいの手数料が発生するか見てみましょう。
トルコATM事情①:HSBCはDCC取引なしでキャッシングできる
トルコ(イスタンブール)の街中でよく見かけるATMのDCC手数料とDCC取引を拒否した場合の手数料??をまとめていますので参考にしてみてください。
銀行 | DCC手数料 | DCC手数料を拒否 した場合の手数料 |
Türkiye İş Bankası | 6.9% | 45TL |
VakıfBank | 8.0% | 60TL |
Garanti BBVA | 6.99% | 拒否不可? |
Ziraat Bankası | 4.0% | 拒否不可? |
HSBC | なし | なし |
※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。
DCC取引を拒否しても手数料が発生するって、ちょっと意味が分かりませんけど。トルコはそういう国らしいです。。
HSBCは空港にはありません。さらに、イスタンブールの街中でも数える程度しか設置されていないのです。
もし、偶然「HSBC」のATMを見つけたら、とりあえずキャッシングしておいた方が良いかも!?ってくらい激レアな存在ってことは覚えておきましょう。
トルコATM事情②:HSBCがある場所は?
Googleマップで「HSBC ATM」と検索すればどこのあるのか一発で見つけることができます。
とりあえず、以下に旅行者が行きそうな場所(新市街とカドゥキョイ)にあるHSBCのATMを2つご紹介します。
HSBCのATMがある場所
- ヨーロッパ側(新市街)のタクシム広場の近く
- アジア側(カドゥキョイ)の中心部
※上記の他にもGoogleマップに表示されるHSBCのATMはありますが、実際に行ってみるとATMがない!!ってことがあります。
それぞれの場所をGoogleマップで確認してみましょう。
①:ヨーロッパ側(新市街)のタクシム広場の近く
タクシム広場は、初めてイスタンブールに来る人は一度は訪れる観光スポットかもしれませんね。ただし、特に見るものなし。(笑)
また、タクシムは空港バス「havaist」の発着場所にもなっている場所です。タクシム周辺のホテルを利用している人は上の地図にある「HSBC」のATMを探してみてください。
②:アジア側(カドゥキョイ)の中心部
イスタンブールのアジア側にあるカドゥキョイも観光客に人気のエリアです。カドゥキョイへもイスタンブール空港から空港バス「havaist」で行くことができます。
ちなみに、カドゥキョイは2時間あれば街を一周できるくらいの小さな街(エリア)です。ただし、お店の数はめちゃめちゃ多い。その中心部に「HSBC」のATMがあります。
最後に、「HSBCのATMでキャッシングする方法」についてスクショ付きで解説します。
トルコのATMはHSBCがおすすめ!キャッシング方法をスクショ付きで解説
HSBCのATMの画面を見ながら、現金(トルコリラ)をキャッシュングの手順を実際のATM画面を見ながら解説します。
まず始めに、ATM画面の右側にあるカード挿入口(ランプがが点灯しているところ)にクレジットカード、もしくはデビットカードを入れましょう。
※カードを挿入する前にボタンをタッチするなどの操作は必要ありません。
次に、言語選択をします。HSBCは日本語対応していないので「English」を選択しましょう。
※操作は簡単なので英語が苦手な人でも大偉丈夫!
続いて、クレジットカード、もしくはデビットカードの暗証番号を入力します。入力した番号はATM画面に※印で表示されます。
4桁の暗証番号「※※※※」が入力できていることを確認して、緑色の「GIRIS」を押して下さい
※GIRISは英語の「Enter」の意味らしいです。
続いて、「Cash Withdrawal」をタッチしましょう。
※Cash Withdrawalの意味は「現金引き出し」
次に、引き出す現金の通貨を選択します。選択可能通貨は「USD」「EUR」「TRY」のみ。もちろん、TRY(トルコリラ)を選択しましょう。
続いて、引き出したい金額を選択します。なお、2022年5月の為替相場(1TRY≒8円)で換算すると100TL=800円になります。
※イスタンブールはほとんどのお店でカード決済できるため、1~2週間の滞在なら500TLの現金があれば十分だと思います。
引き出したい金額を選択した後は、画面に表示される引き出し金額を確認して「Approve」を選択しましょう。
最後に、レシートを発行するかどうかを聞かれるので、とりあえず「Yes」を選択しておきましょう。
これで取引完了です。
クレジットカードが返却されるので忘れずに受け取ってください!!
クレジットカードを抜き取った後に、現金が出てきます。
以上です。
ちなみに、今回キャッシングに利用したカードはエポスカードです。エポスカードの海外キャッシング手数料は以下のとおり。
海外キャッシング手数料
- 1万円以下:110円/1回あたり
- 1万円超え:220円/1回あたり
今回、1,000TLをエポスカードでキャッシングして、実際にカード決済された金額は,7,246円でした(海外キャッシング手数料含む)。
※キャッシング時のレートは、1TL≒7.15円
為替レートの誤差を無視すると、1,000TLをキャッシングするのにかかった手数料はエポスカードの海外手数料110円のみ!
「HSBC」のATMを利用することで、トルコATM特有の謎の手数料は一切請求されずにキャッシングすることができました。
ただし、エポスカードのキャッシングは年率18%の金利が発生します。
※1万円キャッシングの場合の利息手数用は148円
※計算式:1万円×0.18÷365×30日
もしキャッシング利用額を翌月に持ち越さずに、当日中に支払いできれば金利による利息手数料を支払わずに済みますよね。
原則、エポスカードのキャッシング利用額は繰り越し払い不可ですが、カスタマーセンターに電話すれば、当日中に支払いすることができるようです。
まとめ:トルコのATMでキャッシングする時は「HSBC」を探せ!
トルコのATMで現地通貨(トルコリラ:TL)を調達する際は、謎のATM手数料にご注意ください。
以下の表のとおり、トルコのATMでキャッシングすると、DCC手数料もしくは謎の拒否手数料が発生します。
銀行 | DCC手数料 | DCC手数料を拒否 した場合の手数料 |
Türkiye İş Bankası | 6.9% | 45TL |
VakıfBank | 8.0% | 60TL |
Garanti BBVA | 6.99% | 拒否不可? |
Ziraat Bankası | 4.0% | 拒否不可? |
HSBC | なし | なし |
※スマホでご覧の方は左右にスクロールできます。
正直、意味が分かりません。。
※観光客からどれだけ手数料をとるつもりだろうか…
2200TLをキャッシングして、手数料だけで2000円も取れるケースもあるため、マジで要注意です。
結論、↓のATMを探してください。
HSBCのATMがある場所
- ヨーロッパ側(新市街)のタクシム広場の近く
- アジア側(カドゥキョイ)の中心部
※上記の他にもGoogleマップに表示されるHSBCのATMはありますが、実際に行ってみるとATMがない!!ってことがあります。
Googleマップで「HSBC」のATMがある場所を探してみてください。
以上です。
あなたのトルコ,イスタンブール旅行のお役になれば幸いです。
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