トビリシ市内、特に観光地で話しかけてくる外国人や地元の女子大生に誘われても一緒に飲みに行かない方が良い、という話を聞きます。
同じ観光客を装って親近感を持たせてぼったくりバー&クラブに連れていくケースや、お店側にやとわれた女性が偶然を装って観光客(男性)に話しかけてお店につれていくハニートラップが流行っているそうです。
しかも、観光地のど真ん中で横行しているというから衝撃です。
トビリシ🇬🇪のボッタクリバーのレビューが恐ろしい😰
観光地のど真ん中にあるのに….
最近、活発になっているようなのでお気をつけください。 pic.twitter.com/pjHX9bppYL— えび@海外引きこもり型フリーランス 現在ジョージア🇬🇪 (@Ebi74723295Ebi) September 15, 2021
私たちのような日本人旅行者は“お金持ち”と思われているので、特に狙われやすいかもしれません。。
警戒し過ぎることで出会いのチャンスを失うこともあるでしょう。でも、ここは海外。自分の身を守ることを最優先に考えるべきだと思います。
さて、Googleの口コミを基に「トビリシ市内のぼったくりバー&クラブのリスト」を作ってみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
ジョージア(トビリシ)のぼったくりバー&クラブ※Googleの口コミより
ジョージア,トビリシは日本と同じくらい治安の良い場所です。
しかし、観光客が“ぼったくり”の被害に巻き込まれる事件が多発しているもの事実。
その手口はいずれも共通しています。
初対面の人と飲みに行く時
ぼったくり被害にあう可能性大!
- 観光客を装った外国人に話しかけられ、一緒に飲みに行ったお店でぼったくられる
- 街中で地元の女性に声をかけられて、カフェに誘われたお店で誘われぼったくられる
- Tinderで知り合った女性と飲みに行ったお店でぼったくられる
つまり、“初対面の人に勧められたお店に行っちゃダメ”ってこと。
特に、以下にピックアップしたバーもしくはクラブに誘われたら、高額請求が待っていると覚悟した方が良いでしょう。
※Googleの口コミを元にピックアップしています。
観光地で話しかけてくる「日本が好きだ!」という外国人と地元の女子大生にはご注意ください。
では、1つずつチェックしてみましょう。
ぼったくりBar①:Lion bar
こちらのバーは観光名所として有名なナリカラ砦の近くにあります。
このエリア一体は地元の人が訪れない観光客向けのレストランが多く、夜になると店先で女性が観光客の呼び込みをしている姿も見かけます。
呼び込みをしているお店は“高額請求される可能性あり”なのでお気を付けください。
Googleの口コミ
- 観光客を狙ったぼったくりバー
- 注文していない高額のドリンク代を請求された
- ドリンク1杯300ドル
- Tinderで知り合った女性に連れていかれ、彼女はトイレに行くと言って消えていった…
マッチングアプリのTinderを使ってハニートラップを仕掛けている被害があるようです。
特に男性はご注意を。
ぼったくりClub②:Royal club
こちらのクラブは高額請求の疑いがあるとして事実関係を調査中というニュースが2022年9月に出ています(参照はこちら)。
それにもかかわらず、現在も営業を続けており、ニュース後も高額請求の被害者がでているようです…。
Googleの口コミ
- 非現実的な料金設定
- ダブルメニューが存在している
- マッチングアプリで知り合った女性に連れていかれた
- ハチャプリが50ラリ、果物が100ラリ
- ドリンク2杯で1,380ラリ
“当局お墨付き”のぼったくりクラブなので、お気を付けください。
ぼったくりClub③:PHOENIX CLUB
こちらのクラブも観光名所として有名なナリカラ砦の近くにありますね。
やはりこの一帯のエリアは観光客狙いのぼったくりが多発しているようです。もしかして、同じ系列店かもしれません。。
ナリカラ砦の観光帰りに間違ってもフラっと立ち寄らないようにご注意ください。
Googleの口コミ
- 注文していないドリンクの支払いを請求された
- トビリシで今まで経験したことのないような恐ろしい場所
- ドリンク10杯とピザを注文して約900ラリの請求がきた
- ワインとチーズを一緒に注文するとチーズがないと言われたのでちょっと考えた結果、店を出ようとするとワインと果物、さらに10%のチャージ料金を請求された…
ぼったりバーやクラブは男性が被害に合うケースが多いと思いますが、このクラブでは女性の被害者も多いようです。
ぼったくりBar④:Kalakuri
ここは昼間は普通のレストランとして営業しており、夜には地元の女性を使って観光客にハニートラップを仕掛けるクラブになっている可能性があります。
このエリアはBridge of Peaceで女の子が観光客に声をかけて一般客を装ってお店に誘導しているケースが多いと思われます。
Googleの口コミ
- 地元の女子大生に連れられて飲みに行った結果、6024ラリ請求された
- 女性を使って観光客を狙ったツーリストトラップ!
- ドリンク数杯で2,100ラリ、シーシャで500ラリ
- 3,000ラリの請求を拒否したら警備員に殴られた
- ドリンク1杯で1,000ラリ請求された
夜のBridge of Peaceで地元女性に声をかけられたら間違いなくハニートラップですのでご注意ください。
ぼったくりClub⑤:Energy Club
こちらも先ほどのKalakuriのすぐ近くにあるクラブで、基本的に同じ方法で観光客にハニートラップを仕掛けて高額請求しているようです。
Googleの口コミ
- 地球上で最も最悪な場所
- 詐欺というより強盗だ
- トビリシの恥
- 知り合ったばかりの知らない人とは絶対に行かないで
- ドリンク数杯飲んだだけで1,000ユーロ請求された
トビリシで知らない人に声をかけられて仲良くなっても、その流れで一緒に飲みに行くのは避けた方が良いでしょう。
ぼったくりClub⑥:In Tourist Night Club
こちらも先ほどのKalakuriのすぐ近くにあるクラブですが、クラブ名がもはや観光客狙いであることを露骨に主張しています。(笑)
店名見るだけで「絶対ぼられるやん!」ってわかりますね。
Googleの口コミ
- 値段を事前にチェックせずに注文すると高額請求される
- ウォッカ1瓶とドリンク4つで600ドル請求された
- ウイスキー4杯で200ドル請求された
- ドリンク1杯100ドル
- Tinderで知り合った女性に連れていかれ500ドル請求さた
Tinderで観光客を誘惑してクラブに連れていくケースが多いようですね。
特に男性はご注意ください…。
ぼったくりClub⑦:Diva show Girls
Diva show1Girlsは中央のステージで女性がダンスを披露するショーパブです。
華やかで楽しそうな雰囲気のあるお店なのですが、ここにも観光客を狙った高額請求の事例が後を絶ちません。。
Googleの口コミ
- 12分のプライベートダンスは500ラリ
- 10ラリのドリンクを頼むと1,000ラリ請求された
- 1人当たりの入場料は50ラリ
- 1時間の滞在毎に150ドルずつ請求額が増える
- 非常に高額な”hidden costs (隠れコスト)”が存在する
高額な”hidden costs (隠れコスト)”についての口コミが多いです。つまり、お会計時にならないといくら請求されるかわからないってことですね。
また、「昔は良いクラブだった」という口コミもあったため、近年の観光客急増に伴って観光客をターゲットに高額請求しているのかもしれませんね。
ジョージア(トビリシ)でぼったくり詐欺未遂!?体験談
実は、私自身も地元女子大生のハニートラップに引っかかりそうになった経験があります。
最後に、その時の体験談をお話しますね。
事件の場所は、観光スポットとして有名な「Bridge of Peace」です。
夜、20:00頃にライトアップされた橋を1人で撮影していた時、2人組の若い女性が「煙草持ってない?」と私に声をかけてきました。
ジョージアでは知らない人にも煙草をあげたり火を貸すのが普通なので、特に警戒することもなく自然な流れで話を始めていました。
ただ、地元の人が「Bridge of Peace」で何してるんだ?とは思いましたよ。(笑)
その後も話を続けていると「グリーンパスポートがないから私たちは飲みに行けない」という事情を話していたため、だからここで時間潰していたのね。そかそか。納得。。
※当時はワクチン接種証明のグリーンパスがなければ飲食店に入店できない時期でした。
しかし、その後、「友達が働いているお店なら入れるから一緒にいかない?」と誘われました!
その時はすっかり彼女たちを信用していたので「逆ナンされたぞ!?やばい!!」って感じで浮かれていたものの、財布を持たずにホテルを出たことに気付き、「ごめん、今日は帰って仕事しなくちゃいけなくて…」と断らざるを得ませんでした。。
すると、彼女たちは「そっか。残念。」という感じで、特に強引に連れて行こうとするわけでもなく、また今後行こうね♪という約束をしてインスタを交換しました。
その後、この話を同じホテルに泊まっていたインド人と中国人に自慢気に話していると「これは間違いなくハニートラップだぞ、飲みに行っちゃダメだ」と警告され、この時初めて観光客を狙った“ぼったくり詐欺”が流行っていることを知ったのです。
結局、彼女たちと飲みに行くことなく、被害を受けることもなかったのですが、、正直悲しい。。
彼女との最後のメールのやりとりがこちらです↓
Come and go some bar pr club…
振り返ってみれば、こちらの誘いは受けずに私をバーやクラブに誘い出そうとするやり取りが何度かありました…。
これ、ハニートラップですよね??
まさか自分が…とは思いますけど、彼女たちは本当に自然に私に近寄ってきて、自然な流れで飲みに誘ってきました。
もしあの時、財布を持って「Bridge of Peace」に行ってたら、、私は間違いなく高額請求のぼったくり被害に合っていたと思います。。
以上。
「ハニートラップになんてかかるわけない」と思っている男性こそご注意ください。
実際のハニートラップはテレビやYouTubeでみるような大胆なものではなく、結構地味だし自然な会話の流れでバーやクラブに誘導されますので。。
まとめ:ジョージア(トビリシ)では観光客を狙ったハニートラップが流行しているぞ!
ジョージア,トビリシでは、観光地のど真ん中で観光客を狙って高額請求をふっかけてくる「ぼったくりバー&クラブ」が存在します。
ぼったくり被害に合わないために、以下のことに気を付けましょう。
初対面で飲みに行くのは危険!
- 外国人に話かけられてもその流れで飲みに行かない
- 地元の女性に声をかけられてもその流れで飲みに行かない
- Tinderで知り合った女性が提案したお店には行かない
詐欺の手口はいずれも共通しているので、“観光客を狙った詐欺の手口”を知っているだけで被害を未然に防ぐことができるはずです。
※Googleの口コミを元にピックアップしています。
「自分に限ってハニートラップなんかに騙されないよ」と思っている人ほど要注意。
街中を歩いている時、悪い人たちに「おいおい、カモが歩いてきたぞ」と思われているかもしれませんよ。。